oz designのディスクリートアンプ部をモジュール化

お客様のご要望にお応えして、oz design製品の多くで搭載されているディスクリートオペアンプをモジュール化しました。
API2520を始めとした往年の名オペアンプとピン互換がありますので載せ替えが可能です。

ハイスペックディスクリートオペアンプ

ディスクリートオペアンプの濃密で立体感、臨場感あるサウンドはICではなかなか出せません。
OZ-20H/Lは厳選されたトランジスタ、抵抗、コンデンサなどディスクリートによる音のリアリティを維持しつつ、徹底した回路の精査を続け低歪、低ノイズ、低オフセットなどアンプに必要なスペックも極限まで追求しました。

マイクプリアンプなどでのご使用では、透明感があり、High Gain時にも広い周波数特性を維持したロスの無い増幅が可能です。
マスタリング機などのステレオでのご使用では、低歪みによりステレオイメージが広く、かつ奥行きのあるサウンドに仕上げる事が出来るでしょう。
曇りの無い、まるで目の前で演奏しているかのようなサウンドを体感してください。

 
OZ-20H と OZ-20Lの違い

OZ-20Hの方が高さが5mm程高いです。
これは内部で使用しているトランジスタが背が高い為で、Spec的な違いはほとんどありませんが、音味が異なります。
OZ-20Hの方がより透明感があり音圧の高いソースに対して余裕のある音がします。

ピンソケットを付属

既に互換性のあるソケット化された機材をお持ちの方は勿論そのまま差し替え可能ですが、これからオリジナル機を計画されているビルダーさん向けにピンソケットを付属致します。ご注文の際にビルダーさんは備考欄に付属希望と書き添えてください。
※アンプ1個につきピンソケット6本付属

ご注文から出荷まで

基本的に受注生産ではありますが、ご注文頂いてから1週間前後で出荷可能です。

 
<OZ-20H/L JFET入力Discrete Opamp(1回路)>
 
動作電源電圧：±5～24V(±12V以上推奨)
単電源動作の場合：＋9～24V（+15V以上推奨）
※単電源動作時にはC pinとV- pinを短絡して使用
 
＜電気特性　Ta=27℃　電源電圧=±24v＞
 
GBW 40MHz(max) -3dB
THD 0.00001%以下（ボルテージフォロワ　入力：1k/1v/50Ω 1kΩ負荷）
スルーレート 40v/us
入力換算雑音電圧 18uVrms
出力ドライブ能力 200Ω, 10Vrms(max)
入力オフセット電圧 0.5mV(typ)
出力インピーダンス　22Ω
消費電流 ±21mA
端子　In+ / In- / Out / Common / V+ / V-
 
＜寸法(mm)＞　
 
OZ-20H
W30×D30×H31(内、接続ピン6mm)
 
OZ-20L
W30×D30×H26(内、接続ピン6mm)